本当に恐い感染症


初めてわんちゃんを飼われる人でパルボを知らない人、またパルボウイルスの恐さをあまり理解されてないお方へ あえて実例(聞いた話も含め)をお話いたします


うちのゴンちゃん(シェットランドシープドッグ現在9才のオス


ゴンは生後45日に青森のペットショップにて購入いたしました。当時この子の兄弟も5頭おりその中では一番活発で自己アピールの強い子を
選びました。
その3日後に食べたものを吐き すぐに病院へ連れて行くとストレスかもしれないので様子を見ましょうと注射とお薬をもらい帰宅しましたが
その翌朝は食欲もなく 泡のような嘔吐が続きその後 下痢 血便となりすぐにまた病院へ行くと パルボ検査にて陽性がでました。
先生の話では 子犬の場合助かる確率は30% 3日間持ちこたえれば回復に向う可能性が高くなるとのことで即、入院いたしました。
その翌日は 大分辛そうでしたが持ちこたえ翌々日には食欲も出始め5日後には何とか退院が出来ました。
購入したペットショップでは集団で発生し数頭なくなったそうです。
ただこのペットショップは良心的で入院費を全額払ってくれました。


あるブリーダー老夫婦のお話

70頭飼育されておられるブリーダーさんで 普段は行かないのですが市場のせりでチワワの本当に可愛い子が出ており 
値段もかなりお安く一目ぼれし買いました。
翌日からその子は下痢、嘔吐、血便となり 病院で診察の結果 パルボの陽性反応がでました。
しかしここからが 地獄の始まりでした。
生まれたての子犬、生後一月の子犬、7.8ヶ月の犬に次々と伝染しました。毎日朝おきるとぐったとなり血便を流し手いる子が何頭も出て死んでいきました。毎日病院の往復ピストン輸送が数日続き 生まれて間もない子も次々に死んでいきました。
獣医さんと相談し 小さい子はこのままでは全て駄目になる かかっている子処分するしかないとの結論になり、穴を掘り弱っている子を
泣きながら生き埋めにしたそうです。
犬舎の消毒、成犬の治療に100万かかったそうです。
それ以上に精神的なショックが大きく 今でもその光景が夢に出てくると泣きながらお話しをしてくれるそうです。


ブリーダー夫人のお話

友人から旅行にいくので ダックスを預かって欲しいとの以来を受け、高速のインターで待ち合わせ預かりました。
やけに元気がなく 弱弱しいので不安に思い また嫌な予感がしたので 抱いたままで獣医さんに預けに行きました。
その3日後に獣医から あの子はパルボが出た 着ていたものは捨ててくれとの連絡がありました。
その次の日から 具合の悪い子が続出し 生後7.8ヶ月の子を中心に7頭なくなったそうです。
特にワクチンを打っていても 抵抗力のない子、ヒート前後でホルモンのバランスの崩れている時は弱いそうです。
初期動作がよく被害が少なくすんだそうです。獣医さんは全滅と思ったそうです。


どこから菌をもらうのか

犬が多く集まる場所 せり会場、ペットショップ、ドッグショウ、動物病院、ワクチンを打ってない犬から、散歩で他の犬の糞をふんで、また食べて
知らない間に靴に付いて

対処方法

まずワクチンを打つ事、上記の場所は避ける、それでも知らないうちにもらうケースもございます。
私は帰宅したら靴の裏衣服を ビルコンS、A-33にて消毒いたします。